昨日の続き

浪人が決まって
奨学金問題が発生した
現役時代は通っている高校で
新学期が始まって割とすぐに
奨学金の説明会が開かれた
その時に
本人が学校のパソコンから申し込みをしたと思う
その後書類をそろえて提出し
学校で一括申し込みをしてくれた
そして
浪人時でも2年間は母校から申し込みができると
奨学金のホームページで確認した



子供が母校の奨学金担当の先生に話をしに行ったら
それは出来ないと言われて帰ってきた
それは困ると
私からその先生に連絡を入れると
「今まで前例がないので」
「大学に入学してから申し込みをすれば?」
と言われる
それでも
母校から2年間は申し込みができるはずだ
大学に入ってからなんて悠長なことは言っていられない
こっちは切羽詰まってるんだ
と粘ったら
「やってみます」
と言ってくれたのだった

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結局
子供が学校に手続きに出かけたら
すんなりできたようで
おそらく担当の先生が面倒だっただけだったのかな
きっと
浪人させてあげられるのだから
お金持ちなんじゃないの?
と思ったのかもしれない
まさかここまで貧乏家庭の子供だとは
思ってもみなかったのかも
でもあの時の粘り勝ちのおかげで
授業料全額免除にもなったのだ

あの時は
進学が決まったときに
お金がなくて諦めさせるなんてことは
絶対にしたくなかった
とりあえず
事前にできる限りの手は打っておこうと思っていたのだ
なにせ
ずっと貯めていた進学費用が
事業がうまくいかずに
使い込んでしまっていたから
貸してくれるところはどこもないし
とにかく
奨学金の手配
そして
学生寮の事前申し込み
入学金、授業料の延納手続き
全て調べて手続きはしておいたのだった
おかげで子供は3年間無事に学生生活を満喫している

コロナ禍の中
家庭の事情で
大学入学の時にかかるお金が
払えなくてあきらめるなんて学生もいるかもしれない
でもね
何とかなるものだ
国立だったら多分授業料の免除や延納は出来る
入学時に入学金が用意できなくても
延納の届けを出したら
数か月は猶予ができる
家庭の経済状況では
授業料も免除になるのだ
自分のようなふがいない親のせいで
子供の将来をつぶさなくて
本当に良かったと思う
もうあと1年
子供が無事に就職が決まって卒業出来たら
私もクズ親は卒業できるかもしれない

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